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本会議と委員会について

区議会で行う会議には、本会議と委員会があります。

本会議

  • 議会としての最終的な考えを決定します。
  • 議員全員が集まる会議です。
  • 多数決で決めます。

本会議はいつ開かれるの?

区議会は、1年のうち決まったときに開かれる「定例会」と、必要なときに開かれる「臨時会」があります。

江戸川区議会の定例会は年4回で、毎年2月、6月、9月、11月に開かれます。

委員会

  • 区の仕事はたくさんの内容があり、本会議だけでは十分な話し合いができないため、区の仕事の分野ごとに分かれて詳しく話し合いを行います。
  • 少ない人数の議員が集まって話し合います。
  • 委員会には、常にある「常任委員会」、「議会運営委員会」と必要なときに置かれる「特別委員会」があります。
  • 常任委員会は5つあります。議員は必ずどれか一つの常任委員会に入っています。

5つの常任委員会

  1. 総務委員会
    区の予算や防災、選挙などについて話し合う委員会
  2. 生活振興環境委員会
    環境や農業、町会・自治会などの地域活動にて話し合う委員会
  3. 福祉健康委員会
    障害のある人やお年寄り、みんなの健康を守ることなどについて話し合う委員会
  4. 文教委員会
    文化やスポーツ、私たちの学校や教育などについて話し合う委員会
  5. 建設委員会
    住宅や道路、私たちのまちや川、堤防などについて話し合う委員会

※本会議や委員会は公開されていて、誰でもその様子を見に行くことができます。これを「傍聴」と言います。

議会運営委員会

  • 議会の運営や規則、委員会に関する条例などについて話し合う委員会

特別委員会

  1. 行財政改革・SDGs推進特別委員会
    区の行財政改革やDX、新庁舎、公共施設などについて話し合う委員会
  2. 災害対策・街づくり推進特別委員会
    災害対策やスーパー堤防整備、交通体系などについて話し合う委員会
  3. 健康推進・熟年者支援特別委員会
    健康の維持増進、生きがいや介護、障害者支援などについて話し合う委員会
  4. 子ども支援、教育力向上支援特別委員会
    子育てや学校に関すること、児童虐待防止や少子高齢化などについて話し合う委員会

※このほか区の予算や決算を審査する場合にも、特別委員会が設置されます。

会議の主なルール

本会議や委員会において、スムーズに話し合いを進めるために、重要なルールがあります。その代表的なルールを紹介します。

  • 公開の原則
    本会議は公開されていて、誰でも傍聴できます。委員会も本会議と同様に傍聴できますが、議会運営委員会は、請願・陳情等の審査のときのみとなります。
  • 定足数の原則
    会議を開くためには、議員定数の半数(江戸川区議会では22人)以上の議員の出席が必要です。
  • 過半数議決の原則
    議会としての意思決定を決定(議決)するには、会議に出席している議員の過半数の賛成が必要です。
  • 一時不再議の原則
    一度議決されたら、その会期中に同じ問題を再度決めることはできません。
  • 会期不継続の原則
    会期中に決まらなかった議案は、次の議案に持ち越せません。
イラスト
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