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江戸川(避難)橋梁の早期建設促進等に関する陳情

第25号 江戸川(避難)橋梁の早期建設促進等に関する陳情

受理番号
第25号
受理年月日
平成27年9月18日
付託委員会
建設委員会
委員会付託日
平成27年10月27日
委員会審査日
審査結果
継続審査状況
議決年月日
平成28年10月27日
議決結果
審査未了
措置
備考
紹介議員

添付ファイル

内容

 江戸川(避難)橋梁の早期建設促進等に関する陳情

ご承知のとおり首都直下(東京湾北部)地震が30年以内に70%の確率で発災する恐れがあり、そのうえに今回は、茨城県常総市の鬼怒川決壊による大災害が発生しました。聞けば、線上降水帯という聞きなれない現象が発生し、24時間に550ミリという、恐るべき降水量で襲ったのです。台風など気象条件によって発生することから、当地域でも可能性がまったくないとは言えません。この60年近く、下水道や堤防等の補強強化により、ほとんど内水氾濫はありませんでした。しかし、今回のような現象が起きれば、もはや床下浸水にとどまらず、広範囲にわたり床上浸水になることを覚悟しなければなりません。当区内は一見平たん地と思いがちですが、実は新中川以西では区役所周辺、松江および東小松川、船堀あたりが他の周辺地域よりも低いのです。昨年9月10日の集中豪雨では、中央地区94.5ミリ、小岩85.5ミリ、小松川85.0ミリと南北帯状に降水し、西では0ミリだったのです。さらに新中川以東をみれば、江戸川べりが高く、新中川寄りが低い形状になっています。この地理的形状を念頭に、どうすれば自然災害を減災に誘導できるか、そこが江戸川区政に問われているのです。
そこで、「自分の命は自分で守る」ための、区外への広域避難路の確保が絶対に必要になってきました。西側方面には幾つもの橋梁がありますが、東の市川市国府台方面には、市川橋しかありません。いざと言う時に大混乱となり、区東部地域区民の避難に、重大な影響をおよぼし、「人命を損なう恐れあり」、と言うことになりかねません。
以上の理由から、現在建設が進められている補助線街路第286号線の東端に、江戸川を渡る橋梁を造り、東部地域区民の安全・安心の確保を早急に図るべき、と考えます。
この問題の困難性は千葉県、国土交通省、それに東京都(江戸川区)の三者に係ることであるほか、現実には上記三者の緊急課題ではないところにあります。したがって、甚大な影響を受ける当事者の江戸川区が、声を大にして三者を動かすしかないのです。ここに陳情の目的があります。
つきましては、貴区議会において、採択するよう、下記のとおり陳情いたします。



補助線街路第286号線東端に、江戸川(避難)橋梁の建設促進の採択、および上
部機関への強力な要請。

会議録



傍聴、請願・陳情