- 受理番号
- 第48号
- 受理年月日
- 平成28年6月7日
- 付託委員会
- 文教委員会
- 委員会付託日
- 平成28年6月14日
- 委員会審査日
- 審査結果
- 継続審査状況
- 議決年月日
- 平成29年3月24日
- 議決結果
- 不採択
- 措置
- 備考
- 紹介議員
添付ファイル
内容
上一色小学校統廃合の方針に反対する陳情
教育については、単純にコストや児童数という観点だけで学校統廃合
の方針が決められるべきではないと強く主張します。特に上一色小学校は、保護者・
児童・地域の連携が強くとれており、児童も存続を望んでいます。
「江戸川区立小・中学校の統合に関する基本指針」には、「公立学校の統合は、
子どもたちの学校生活や学習環境、通学区域、学校周辺の地域コミュニティなど、
多方面に影響を及ぼすことが考えられ、長期的、総合的なビジョンのもとに、地域
や学校関係者の理解を得ながら推進していくことが望ましいと言えます」と明記さ
れており、また、「今後の児童・生徒数の動向や、まちづくりの状況等によって、
見直しをする場合があります」、「小規模校と大規模校が混在する地域においては、
通学区域を見直すことで不均衡是正を図る手法も検討する」とも明記されています。
小学校がなくなれば、子育て世代の地域への帰属意識を育てることが困難となり、
周辺環境への関心は薄れ、地域コミュニティの一体感が損なわれていくことは目に
見えています。
現在、上一色小学校統廃合の方針が区の教育委員会で進められようとしています。
下記の理由により、我々はこの方針に断固反対し、統廃合方針の白紙撤回を求める
とともに上一色小学校の存続を強く求め、陳情書を提出いたします。
上一色小学校の存続を求める理由
1 児童にとって理想の学び舎である
少人数学級だからこそ、きめ細やかな教育指導が受けられるのみならず、児童同
士が自分たちで葛藤を乗り越え、問題を解決させることを学び、心が大きく育つ。
係や担当を全員で分担することによって当事者意識が芽生え、中学校入学後もク
ラスの中心人物として委員や生徒会などに参加し、学力・スポーツで活躍している
児童を生み出している。
2 児童だけでなく保護者も育てる源泉である
小規模校だからこそ、児童同様に保護者もPTA役員などを持ち回り担当するこ
とで、学校・児童・地域との関わりが深まり、教育・地域活動に前向きに取り組む
ようになる。結果として、後に町会など地域コミュニティに貢献する人材を多く輩
出している。
3 地域コミュニティの核心は小学校である
地区町会、小学校及びPTAの相互参加と交流によって生み出される一体感こそ
が、この上一色小学校地域の核心である。
会議録
賛成 32(公明・自民・民進・自由・無所属)
反対 11(共産・江戸・生ネ)